(補足)Excel2000でのWebクエリ

 「自動売買ロボット作成マニュアル」(以下本書)では、Webクエリを用いてYahooファイナンスから日経平均株価の価格データを取得する方法について、Excel2002以降を基本として紹介したが、Excel2000については言及しなかった。よってここでは、Excel2000ユーザの方のために、本書の補足として、Excel2000を用いてWebクエリでYahooファイナンスから日経平均株価の価格データを取得する方法を解説したい。Excel2000ユーザの方は、本書の40ページ10行目から43ページ2行目を、当コラムと置き換えて読み進めてほしい。


図表1 Excel2000でのWebクエリ
ウィンドウ

 [データ]メニュー→[外部データの取り込み]→[新しいWebクエリ]を選択する。すると、図表1のようなウィンドウが表示される。まずは、このウィンドウの上部に表示されている「1.必要なデータがあるWebページのアドレスを入力してください。...」という文章の下部の欄に「http://table.yahoo.co.jp/t?s=998407.o&g=d」と入力する。

 次に「2.必要なデータがあるWebページの部分を選択してください。...」という文章の下部にあるリストのうちから「選択した表」を選択する。すると、そのさらに下部にある欄が白く変化するので、ここでこの欄に「19」と入力しよう。これは、このWebページのうち、価格データが表示されている場所を指定するものだ。Webページすべてを取り込んだ場合、価格データ以外の必要のない文字や数値まで取り込んでしまうことになるので、価格データの箇所のみを指定する。そして、この「19」とは、このWebページにおける価格データの位置を表している。この数値を入力したら、ウィンドウ右下の「OK」ボタンを押す。


図表2 Excel2000でのWebクエリ
データの取り出し位置ウィンドウ

 すると、図表2のようなウィンドウが表示される。ここでは、どのセルを起点にデータを取り込むかを決定する。ウィンドウ右上の「OK」ボタンを押して決定すると、価格データが一瞬にしてエクセルのシートに取り込まれる。

 無事価格データが取り込まれた場合は問題ないが、うまくいかなかった場合は、[データ]メニュー→[外部データの取り込み]→[クエリの編集]を選択する。「クエリの編集」を選択すると、先ほどの図表2のようなウィンドウが表示される。先ほど入力した内容がウィンドウ内に残っているので、この状態で「19」と入力されている欄の値を「18」や「20」といった他の数値に変えてみてほしい。変更したら再び「OK」ボタンを押そう。無事価格データがシートに表示されれば成功だが、そうでなかった場合は先ほど紹介した手順で、何度か別の数値に変更して試してみよう。

 このような現象が起きる理由を解説しよう。この「19」という番号は、先ほども解説したとおり、Yahoo!ファイナンスのWebページ内の価格データの位置を示す番号だ。この番号は、常に一定ではなく、たまに変化することがある。そのため、もし「19」という番号で価格データが取得できなかった場合、何度か他の番号で試してみる必要が出てくるというわけだ。

 (※なお、この価格データの位置番号を確実に知る方法は、先ほどのアドレスをウェブブラウザで表示させた後、HTMLコードを表示させ、価格データの位置するTABLEタグを、HTMLコードの冒頭から数えることで把握することができる。しかしこの方法を解説するにはHTMLコードなどについてもある程度言及する必要が出てくるため、ここでは省略する。)

 ちなみに「Webクエリ」において、この価格データの位置を示す番号がわからなくなる問題は、エクセル2002以降では発生しない。エクセル2002以降のほうが「Webクエリ」の扱いは簡単なため、エクセル2002以降が使える場合はそちらを用いることをお勧めする。

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