UWSCスクリプトの暗号化

 前回のコラム「UWSCを用いた注文処理」では、UWSCを用いて「自動売買ロボット作成マニュアル」(以下本書)で紹介したエクセルシートから注文を受け取り、マーケットスピードを操って注文を出す、という方法を紹介した。この方法は非常に便利だが、扱いには十分に注意する必要がある。なぜなら、UWSCスクリプト内に、自分の楽天証券の取引暗証番号を記述しておく必要があるからだ。

 昨今のwinnyによる数々の情報漏洩事件はまだ記憶に新しいと思うが、コンピュータを使用する以上は、いつどこで情報が漏洩してしまうかわからない。もちろんそのようなことがないよう、様々な注意を払う必要がある。しかし、最悪データが流出してしまったとき、前回紹介したスクリプトを見られ、暗証番号を知られてしまう可能性がある。そこで今回は、そのような事態を避けるために、UWSCスクリプトを暗号化する方法を紹介しよう。

 ファイルの暗号化という観点からすれば、実に様々なファイル暗号化ソフトウェアがある。中には非常に強力な暗号化ソフトウェアも存在し、そう簡単に暗号を破られることはない。しかし、それらを使用する場合は、使用する際にわざわざ暗号化を解く必要がある。これでは利便性に欠けてしまうといえるだろう。

 そこで、実はUWSCにはスクリプトを暗号化する機能が最初から備わっている。この内蔵された暗号化機能を用いれば、暗号化されたUWSCスクリプトを、暗号化されたまま直接使用することができ、利便性を損なわない。ここではその方法を用いて、UWSCスクリプトを暗号化してみよう。

免責事項
※コラムに基づく行為の結果発生した障害、損失などについて筆者及び出版社は一切の責任を負いません。
※コラムに記載されている会社名、製品名は、それぞれ各社の商標及び登録商標です。

このページに関連する商品: