ExcelとVBA

自動売買環境を構築する上で、筆者が有力だと考える方法のひとつに、マイクロソフト社のエクセルを用いる方法があります。

エクセルとは、ご存知の通り表計算ソフトウェアのことです。

何故エクセルが自動売買を行う上で有力なのか?」という疑問があるかと思います。

詳しくは著書「自動売買ロボット作成マニュアル」内で紹介させていただいていますが、ここで簡単に説明させていただくと、エクセルに内蔵されているVBA(Visual Basic for Application)というプログラミング環境を用いてエクセルに様々な命令を与えることにより、

  • 株価の取得
  • 指標の算出
  • チャートの描画
  • テクニカル手法の検証と最適化
  • リアルタイムでの売買シグナルの発生
      (楽天証券のリアルタイムスプレッドシートが必要)
  • などが可能になります。

    いかがでしょうか。非常に強力な機能ばかりだと思います。
    また、エクセルとVBAは当然ですが投資ツールではなく汎用ソフトウェアです。そのため、アイデアとスキル次第では上記以外にも様々な投資に役立つツールを作成することができます

    VBAはプログラミング言語なので、これらの機能の実装にはプログラミングの知識が必要となってきます。しかし、例えばCやJavaといったプログラミング言語と比べ、VBAは習得するのが容易で、開発効率が高いという利点があります。

    そもそも、我々トレーダーはプログラマではありません。
    しかし、理想的な自動売買環境を手に入れるためには、コンピュータやプログラミングの知識がある程度は必要になってくるのです。それならば出来るだけ簡単で早く習得できる言語を選ぶべきです。

    自動売買ロボット作成マニュアル」はVBAの知識を前提としない人を対象に書かれていますが、どうしても機能の実装を優先しているため、もっとVBAの基礎知識にページを割いてほしいという方もいらっしゃると思います。そういった方のために、「自動売買ロボット作成マニュアル初級編」をご用意させていただきました。

    自動売買ロボット作成マニュアル初級編
    (森田佳佑 著)

    初級編では、最初にエクセルの基本的な操作を、そして次にVBAの初歩を学びます。そして、最終的にエクセルを用いてチャートの描画や価格データの自動取得の方法を学ぶことを目標にしています。操作方法の映像を収録したCD-ROMが付属し、わかりやすさに貢献しています。本書を読み始める前に手に取っていただきたい一冊です。

    また、本書を読み終え、いろいろな機能を追加実装するために、VBAの知識を深めたい方もいらっしゃると思います。そういった方に以下の書籍を推薦します。

    やさしくわかるExcel VBAプログラミング 改訂版
    (七条達弘・渡辺健 著)

    初心者に優しく、上級者にも役立つ便利なVBAの専門書です。「自動売買ロボット作成マニュアル」では紹介しきれなかったVBAのスキルが満載です。VBAを用いて自動売買環境を構築するのにあたり、手元に置いておくと非常に心強い一冊です。
     

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